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特定高齢者向け通所型認知症予防教室を実施して

 潟jチイ学館 ニチイケアセンター堺 小松 千津子

9月7日に堺市に講演に伺いましたところ、昨年度から予防教室に取組んでおられ、立派な成果をあげておられることをお聞きしました。
教室担当者は「戸惑いながら、手探りしながら」と言われますが、思いのあふれる報告文を頂きましたので、ここに掲載させていただきます。  (高林)

平成1997

堺市の平成18年度地域支援事業の受託により、増田先生の「スリーA方式」を学ばせて頂き、特定高齢者向け通所型認知症予防教室「あかるく たのしく あたま元気教室」を市内3ヵ所で実施致しました。

 初めての取り組みに戸惑いながらのスタートで、堺市担当者様に指示を仰ぎスタッフ一同手探りしながら平成18年度を終えたというのが正直なところです。
対象者についてはMMS20〜29と幅が広く、増田先生の「参加者のレベルを揃えてステージ別の対応」を行う事は困難でしたが「優しさのシャワー」を基本にした関わりは大変効果があったと実感致しました。回を重ねる毎に笑顔や笑い声が増し、参加者間に教室外での交流も見られ「楽しい教室なのでお友達も誘いたい」と見学者を連れて来られた方も数名ありました。

教室実施に当たっては、どんな場面でも参加者への配慮と安全確保のもと、スタッフも心底楽しみながら本物の笑顔で楽しい時間を共有することを心掛けました。その中で普段の生活での物忘れに対する悩み、ご家族への不満や寂しさ等つぶやきにも似た言葉を聞き取る機会を得、在宅でのご家族の関わりの重要性にも気づかされました。

全16回終了時に「私を落第させて下さい、卒業させないでこのまま来させて」と涙された方、終了後「元気をもらってありがとう」とお礼状を下さった方、「来年の教室はいつからですか?」とご家族様からの問い合わせ等、成果とは別にスタッフにも大きな喜びを与えてくれた教室でした。

 先日、同窓会の開催ということで8名の方に電話でお話しを伺ったところ皆さんよく覚えておられ、その中のお一人は
「教室に行っていた頃は自分で“うつ”の状態だと思っていました。でも皆さんに元気をいっぱいもらったので自分も何かしないといけないと思い、仕事を探したところ69歳の私でも笑顔がいい、と気に入られ雇ってくれた職場があり自分のペースで働いています。同窓会に行けないのがとても残念ですが皆さんにくれぐれも宜しく。」
と明るい声で話されびっくりしました。

同窓会当日も一週間前のご本人様への電話のみのご案内でしたが、8名の内5名の方が電車やバスに一人で乗って参加され再会を抱き合って喜ぶことができました。皆さん前年度教室参加時よりも若やいだ雰囲気で、思い思いに楽しまれた様子で名残惜しそうに帰っていかれました。

 「優しさのシャワー」には包まれる側、包む側ともに癒され、何かを生み出すパワーを感じます。
平成19年度も引き続き堺市地域支援事業「あかるく たのしく あたま元気教室」に関わらせて頂いておりますが、スタッフ一同勉強しながら、もっともっと内容の充実と向上をはかれるように努力したいと思っております。


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2002年12月リーダー研修報告

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